皇后さま、今年の“養蚕”終える
皇后さまは23日、皇居での今年の「養蚕」を終えられました。
23日、皇后さまは、皇居の紅葉山御養蚕所で「御養蚕納の儀」に臨まれました。
皇居での「養蚕」は明治以降歴代の皇后に引き継がれてきたもので、皇后さまは、収穫した日本固有の品種「小石丸」や「白繭」「黄繭」の3種類の生糸を神前に供え、拝礼されたということです。
今年は、例年より「小石丸」の生産量を増やし、令和になって初めて、伊勢神宮に「繭玉」の状態でおよそ30キロが贈られました。2033年の「式年遷宮」で用いる絹製品に使用されるということです。
側近は、皇后さまについて「感謝の気持ちとともに感慨深く思っておられる様子だった」と話しています。