小学校の更衣室に録画中のスマホが…持ち主の男性教諭は学校の聞き取り後死亡 千葉・市川市
2025年1月、千葉県市川市の公立小学校の更衣室として使われていた教室で、録画状態のスマートフォンが見つかり、学校から聞き取りを受けたスマホの持ち主の男性教諭(30代)が、その後死亡していたことがわかりました。
4日、会見を開いた市川市教育委員会によりますと、先月22日、市内の公立小学校の児童が教室で着替えていたところ、机の中から、録画状態のスマホが見つかったということです。
当日、校長と教頭がスマホの持ち主の男性教諭(30代)に聞きとりを行い、教諭は「自分のスマホで間違いないが教室に置いた覚えはない」などと話しましたが、退勤後から行方がわからなくなり、25日、県外で死亡しているのが見つかったということです。
スマホからは、複数の児童の着替える様子や、教諭がスマホを机にセットする様子が映った動画が見つかり、学校と市教委は警察に相談。警察は撮影罪にあたる可能性も視野に調べています。
市教委は「学校や市教委の対応に問題はなかった」とした上で、「今後の警察の捜査に全面的に協力していく」としています。