勤務する学校で女子生徒の下半身触るなど 男性教諭ら9人を懲戒処分 神奈川県教委
神奈川県教育委員会は13日、わいせつな行為をしたとして男性教諭ら3人を懲戒免職とするなどあわせて9人を懲戒処分としたと発表しました。
県教委によりますと、懲戒免職の処分受けた公立中学校(鎌倉市)の男性教諭(35)は2021年から去年にかけて、女子生徒少なくとも十数人に対し、指導中に教室で尻や腰などを触るわいせつな行為をしたということです。
さらに、茅ヶ崎市内の路上で女性2人にわいせつな行為をしたとして県立高校(厚木市)の男性教諭(31)を、また、以前勤務していた中学校の女子生徒にわいせつな行為をしたとして公立中学校(湘南地区)の20代の男性教諭を懲戒免職としました。
このほか、横浜市内の店でウソの電子決済の支払い成功画面を見せ、食品などをだまし取ったとして県立高校(横浜市)の男性職員(34)を懲戒免職、酒を飲んだあとに原付き自転車を運転したとして公立中学校(大和市)の男性教諭(64)を停職の懲戒処分、部活の指導中に男子生徒のほおをたたくなどの体罰を加えたとして公立中学校(湘南地区)の男性教諭(51)を減給の懲戒処分としました。
県教委の懲戒処分事案は今年度、18件に上っていて昨年度の9件を大きく上回っています。