私的な飲食代金を不正に経費精算 NHK記者を懲戒免職に
NHKの記者が私的な飲食の代金を取材にかかったとして不正に経費精算していた問題で、NHKは、この記者を懲戒免職にすると発表しました。
懲戒免職となったのは、東京のNHK放送センターの報道局に所属する30代の記者です。今年9月に私的な飲食の代金を不正に経費精算していたことがわかったことから、NHKが調査を進めていました。
NHKによりますと、この記者が退職する意向を示したため、これまでに確認できた今年5月までの約3年間で行われた12件、34万円あまりの不正精算を理由に、懲戒免職にすることを決め、2日に発表しました。
この記者は、退職した後も調査に応じる意向を示しているということで、NHKは全容を把握した上で、不正精算した全額を弁済させる方針です。