自衛官候補生の男が今年6月に自動小銃を発射し、3人が死傷した事件を受けて、陸上自衛隊は男を20日付で懲戒免職処分としました。

この事件は今年6月、自衛官候補生の18歳の男が自動小銃を発射し、隊員2人が死亡し、1人が重傷を負ったものです。

陸上自衛隊によりますと、男は、岐阜地検に鑑定留置されていますが、男本人や現場にいた隊員などに聞き取りを行った上で、職務上の注意義務違反があったとして、20日付で懲戒免職処分としました。

当初、男の任期は6月27日まででしたが、陸上自衛隊は、調査の継続が必要として、3か月延長していました。

陸上自衛隊は調査委員会を設置していて、再発防止策をとりまとめるとしています。