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道路陥没 “水の使用自粛”に一定の効果 再度の呼びかけは検討

2025年2月4日 19:14
道路陥没 “水の使用自粛”に一定の効果 再度の呼びかけは検討

埼玉県八潮市で道路が陥没した事故で、県は4日に行っていた「水の使用を控える呼びかけ」について、一定の効果が得られたと明らかにしました。

先月28日、八潮市の道路が陥没してトラックが転落した事故では、下水が穴の中で湧き出しているとみられ、捜索が難航しています。埼玉県は4日午後、3時間にわたり、穴の中の下水量を減らすためこれまでより強い節水の要請をおこないましたが、水位を減らす一定の効果が得られたということです。しかし、想定するほどの水位の低下はなかったため、水中ドローンによる下水道管の内部調査は実施できませんでした。

また、県が設置を急いでいる2本目のスロープについては、コンクリート製の管などが崩落する危険性があるため慎重に作業を進め、5日午前の完成を目指すとしています。

県はコンクリート製の管の撤去などをしたうえで、再度強い節水の呼びかけをおこなうか検討するとしています。

最終更新日:2025年2月4日 19:14