梅雨明けしたのにまた“前線” 各地で河川の氾濫や土砂崩れ 全国初…九州で「線状降水帯」予測情報
15日は梅雨明けしたにもかかわらず現れた「梅雨前線」の影響で、再び“梅雨”に戻ったかのような豪雨が日本列島を襲いました。
東京都心でも1時間に20ミリの強い雨が降りました。東京・中野区を流れる妙正寺川の鷺盛橋の水位観測所では、一時、氾濫危険水位を超えたため、近くを走る電車に遅れが生じていました。
宮崎県宮崎市では、早朝から何度も雷鳴がとどろきました。都城市では、3時間雨量が7月としては観測史上最大となりました。
また、15日午後11時前、宮城県で「記録的短時間大雨情報」が出されました。
熊本市では大雨災害に備え、避難所となっている公民館に早めに避難する人の姿がありました。また、人吉市では球磨工業高校近くの市道でのり面が崩れ、他にも複数の土砂崩れが確認されているということです。
気象庁は15日、九州北部と南部に全国初となる集中豪雨をもたらす「線状降水帯」発生の予測情報を出し、早めの備えを呼びかけました。
※詳しくは動画をご覧ください(『news zero』より)