都心で氷点下を記録“45年ぶり”の寒さ
先週末から流れ込んできた、数年に一度クラスの強い寒気。都心では氷点下2.2℃を観測。12月に最低気温が氷点下2℃台となるのは45年ぶりです。また、一晩で約10cmほどの雪が積もった群馬県・みなかみ町では、朝から雪かきに追われました。
◇ ◇ ◇
今シーズン最も寒い朝となった東京都心。東京・千代田区の日比谷公園では、午前7時ごろ、池の水が凍っていました。
27日の最低気温は氷点下2.2℃を観測。12月に最低気温が氷点下2℃台となるのは45年ぶりです。
日比谷公園にある噴水の鶴には、つららもできていました。この寒さにはランナーたちもこたえたようで――。
皇居ランナー
「寒いですよ!早く動かないと!」
また、東京・板橋区の洗車場「ワニの洗車場」には、寒空の下、新年を迎える前に愛車の汚れを落とそうと朝から多くの人が。
洗車する人たちからは、
「手がだいぶかじかみますね。きょうはかなり寒いです」
「(水が)つめたい」などの声が。
この洗車場では、気温が低くなると水道管が凍り、水が出なくなってしまうため、前の晩から水を出しっ放しにするなど“寒さ対策”をしたといいます。
◇ ◇ ◇
群馬県・みなかみ町では、26日の午後5時ごろにはうっすらとしか雪が積もっていませんでしたが、一夜明けると――。
記者
「こちらのベンチ、きのうの夜は雪が積もっていなかったのですが、朝方にかけて10cmほど雪が積もりました」
一晩で約10cmほどの積雪に。非常に強い寒気がもたらした雪。町では、朝から雪かきに追われる人たちが。
――大変ですね?
「これ(雪かき)やらなきゃね、どんどん積もっちゃうから」
―――雪かきどうですか?
こども
「たのし-い」
別のこども
「楽しいは楽しいけど、長くやっているとつまらなくなる」
みなかみ町では時間が経つにつれ、徐々に積雪も増していきました。