水道橋崩落で断水…仮設の水道管設置工事
和歌山市で水道水を送る橋が崩落し、大規模な断水が続いている問題で、仮設の水道管を設置する工事が始まりました。
仮設の水道管が設置されるのは、崩落した橋に平行してかかる県道の橋で、6日朝から全面通行止めとなりました。
今月3日、和歌山市の水道水を送る橋が崩落し、現在もおよそ6万世帯で断水が続いています。市は、8日の夜から仮設の水道管で水を送り始め、9日早朝には、全域での断水を解消するとしています。
一方で、尾花市長は、崩落した橋の破断した部分から、異常な腐食が見つかったことを明らかにしました。
尾花正啓市長「つり材の横に出ている風対策の部分の上部が非常に劣化が激しい」
市は、専門家による調査で、原因究明を急ぐとしています。