和歌山水道橋崩落“断水”復旧のめど立たず
和歌山市で水道水を供給する橋が崩落し、周辺の地域、およそ6万戸で断水が続いています。
和歌山市立の小学校に作られた応急の給水所は、4日午前7時に設置されましたが、水を求める人の列は途絶えることなく、長蛇の列ができています。
3日午後4時ごろ、和歌山市紀の川にかかる水道水を送るための橋が崩落していることがわかりました。この影響で、和歌山市内のおよそ6万戸で断水が発生していて、市は、4日朝から給水車を配備するなどの対応にあたっています。
断水地域に住む方は、飲料水を友人に依頼して買ってきてもらったり、井戸水をくみ上げて、トイレなどの生活用水として利用したりと、突然の断水に戸惑いと不安を抱えたまま夜を迎えました。
断水エリアの住民「一瞬パニックになりました」「(Q 水がないと不便なことは?)風呂と洗濯です」
和歌山市によりますと、詳しい原因や復旧のめどは立っていないということです。市は、給水所を55か所に増やすと発表するとともに、早ければ4日中に工事のめどを立て、早急に対応するとしています。