東京地検特捜部トップに市川宏氏が就任
東京地検特捜部のトップに前特別公判部長の市川宏氏が就任し、「社会に潜んでいる犯罪を摘発することに特捜部の存在意義はある」と語りました。
市川宏・新特捜部長は、これまで東京地検特捜部に通算で6年8か月ほど在籍し、今回が6回目の勤務となります。
特捜部の副部長時代には、日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告を特別背任の罪などで起訴した事件や、河井克行元法務大臣夫妻による大規模選挙買収事件などの捜査に携わりました。
市川・新特捜部長は、就任にあたり「政治や経済などの社会に潜んでいる犯罪を摘発することに特捜部の存在意義はある。特捜部と関係機関、お互いの力を発揮して、チームワークで、真相を解明していきたい」などと抱負を語りました。