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やっと…淡路島の“巨大観音像”解体始まる

2022年1月24日 18:57
やっと…淡路島の“巨大観音像”解体始まる

兵庫・淡路島に建設された巨大な観音像。所有者が死亡し、2006年以降、長らく放置されていました。老朽化で壁の一部がはがれ落ちるなど危険性が高まっていましたが、ついに24日から像のコンクリートを取り除く解体作業が始まりました。

兵庫・淡路島。海を望む高台には、まるでタワーマンションを建設しているかのように、足場を高く組み上げた工事現場が確認できます。そこで行われていたのは──

読売テレビ 河越幸平記者
「午前10時半です。淡路島にたつ、巨大な観音像の解体作業が始まっています。巨大な大観音像は足場で囲われ、その姿を見ることはできません」

高さは100メートルで、奈良の大仏の5倍以上もある「世界平和大観音像」。1982年に、実業家の男性が「ふるさとへの恩返しに」と建設したものです。内部には、美術品の展示室や展望台などがありました。

しかし所有者が死亡し、2006年に閉館されて以降は放置されたままの状態に…。観音像の胴体に穴が開いているのも見えます。老朽化で壁の一部がはがれ落ちるなど、危険性が高まっていました。

管理者である近畿財務局は、2021年から撤去に向けた工事に着手し、24日から観音像のコンクリートを取り除く解体作業を始めたのです。

地元の人
「(観音像に)穴が開いていたので、近所によく破片が飛んでいました。使いものにならないものは(解体が)早く終わってしまったらいい」

およそ8億8000万円の費用は国費で賄い、2023年2月までの解体完了を目指します。