将棋八大タイトルのひとつ棋王戦の五番勝負第3局で、藤井聡太七冠が勝って、棋王のタイトル防衛を果たしました。

棋王戦五番勝負は、第3局が新潟市で行われました。

棋王の藤井聡太七冠は、挑戦者の増田康宏八段を相手に第1局と第2局で連勝していました。

第3局では、同じ局面が4回繰り返される千日手が成立して引き分けとなり、指し直していましたが、指し直し局では熱戦の末、藤井七冠が増田八段を投了に追い込み、勝利しました。

これで、藤井七冠はタイトル戦の対局で通算100勝目をあげて、棋王のタイトルを防衛。棋王戦3連覇を果たしました。

棋王・藤井聡太七冠
「これからも長く活躍できるように取り組んでいきたいと思います」

また、藤井七冠はタイトル獲得・防衛が通算27回となり、谷川浩司十七世名人とならんで歴代5位になりました。