「エホバの証人」で“ムチ打ち” 元2世信者らが実態調査 され始めた年齢「3歳未満」が約3割、「3歳から小学校入学」が約7割
「エホバの証人」の教団内で行われたとされるムチによる体罰の実態調査について、元2世信者らが発表しました。
「エホバの証人」の元2世信者らの有志は、教団内でムチ打ちを受けたことがある人や、ムチ打ちをしたことがある人、255人を対象に2021年、アンケートを行ったということです。
それによりますと、ムチ打ちをされ始めた年齢は、「3歳未満」がおよそ3割、「3歳から小学校入学」がおよそ7割でした。
そして、8割以上の人が、「ムチ打ちによって人格形成にネガティブな影響があった」と答えたということです。
元信者によると、最近はムチ打ちなどの体罰は下火になっているということですが、かつては教団の施設内にムチ打ちの部屋がある場合もあったということです。
元信者らは、教団に対し「過去を反省し、いまの子どもたちが被害にあわないようにしてほしい」と求めています。