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EPA初 看護師国家試験で外国人3人合格

2010年3月26日 20:24
EPA初 看護師国家試験で外国人3人合格

 今年度の看護師の国家試験で、新潟・三条市の三之町病院で働くインドネシア人2人と栃木・足利市の足利赤十字病院で働くフィリピン人1人が、経済連携協定(EPA)で来日した外国人として初めて合格した。

 EPAによると、看護師希望者の受け入れは、インドネシアからは08年、フィリピンからは09年に始まり、計300人以上が日本で補助的な仕事をしながら研修している。今年度は254人が受験し、初めて合格者が出た。

 漢字の難しさなどから、合格率の低さが指摘されていて、厚労省は、専門用語をわかりやすく言い換えるなどの改善策を検討している。

 今年度の看護師試験には4万7340人が合格した。