辞職願提出の東郷町長、職員へのハラスメント「不勉強だった」
職員への複数のハラスメントが認定され、辞職願を提出した愛知県東郷町の井俣憲治町長が25日、会見を開き、ハラスメントについて「不勉強だった」などと説明しました。
辞意を表明 井俣憲治町長
「自分自身が無知であったこと、不勉強であったことを改めて恥じる」
井俣町長は25日午前11時からおよそ2時間半にわたって、町役場で会見を開き、辞職願を提出した理由について「東郷町の未来のため」などと説明しました。
井俣町長をめぐっては、「育休を1年とったら殺すぞ」と職員に発言するなど、複数のハラスメントがあったと第三者委員会に認定されました。
しかし、委員会の報告書について、25日「記憶にないものがあった。言いたいこともあるがのみ込むべきと思っている」などと一部の内容に不満を示しています。
議会の同意が得られれば井俣町長は、来月2日に辞職する見通しです。