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東京で新たに1万517人感染確認 小池知事“新規陽性者数は減少も入院患者、重症患者の数は高い値で推移”

2022年3月4日 23:04
東京で新たに1万517人感染確認 小池知事“新規陽性者数は減少も入院患者、重症患者の数は高い値で推移”

まん延防止等重点措置が延長された東京都内の新たな新型コロナウイルス感染者は1万517人で、先週金曜日(先月25日)から608人減少しました。

東京都・小池知事「新規陽性者数は減少傾向にございますが、入院患者、それから重症患者の数は高い値で推移となっております。BA.2の懸念もあると。年度末ということもありまして、送別会、卒業パーティーなど、言ってみれば感染リスクが高まる、ということが危惧されるわけであります」

まん延防止等重点措置の21日までの延長が決まった東京都内の新たな感染者は1万517人で、先週金曜日から608人減少しました。直近7日間の感染者数の平均は1万1255.6人で、前の週の95.4%となり、21日連続で100%を下回っています。

また、病床使用率は48.9%と、およそ1か月ぶりに50%を切りました。このうち、オミクロン株に対応した重症者用病床の使用率は、前の日から0.4ポイント減少し、26.2%になりました。

一方、60代以上の27人の死亡が確認されました。感染経路が分かった20人のうち、18人は高齢者施設や病院で感染していて、依然、施設内での感染が高い割合を占めています。