未承認のED治療薬を販売したとして、アダルトショップ運営会社と代表取締役の男が書類送検されました。

警視庁によりますと、書類送検された法人としてのアダルトショップ会社「韮沢商事」と代表取締役の80歳の男は、国の許可を得ずに、ED治療薬に使われる成分が含まれた錠剤12錠を男性3人に販売した疑いなどがもたれています。

男は錠剤を「バリバリ」と名付け、客に「これが一番効くよ」などと声をかけ、2022年から少なくとも8000錠販売し、800万円ほどを売り上げていたとみられます。

これまでに健康被害は確認されていませんが、錠剤には正規品のおよそ5倍のED治療薬の成分が含まれていました。

調べに対し、「自分で飲んで良かったので店に置いた」と容疑を認めているということです。