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各号機の作業状況を反映、新工程表を発表へ

2011年5月3日 2:50
各号機の作業状況を反映、新工程表を発表へ

 細野首相補佐官は2日、福島第一原発事故の収束に向けた工程表について、作業の進み具合を検証し、内容を更新していく考えを明らかにした。

 細野補佐官は、事故対策統合本部の共同会見で、新たな工程表を17日に発表する考えを示した。各号機で作業状況が異なることを反映し、より具体的なものにしたいとしている。

 一方、放射性物質の拡散の予測を示す「SPEEDI」というシステムのデータについて、明らかになっていなかった5000枚全ての公開に踏み切ることを発表した。3日以降、ホームページで順次公開するという。情報の公開が遅れたことについて、細野補佐官は「パニックを恐れたのだと思う」と述べて謝罪した。