茨城産の茶葉から規制値超の放射性セシウム
茨城県は16日、境町と大子町で栽培されていた茶葉から国の暫定規制値(一キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。
境町で採取された茶葉からは、一キロ当たり894ベクレルの放射性セシウムが検出された。大子町のものからは、同570ベクレルが検出されている。
県は境町と大子町に対し、今年生産される茶葉の出荷自粛を要請した。県は「お茶にして飲む場合、問題はない」と説明している。
茶葉について暫定規制値を超える放射性物質が確認されたのは、神奈川県に続いて2県目。