サッカーの女子ワールドカップ（Ｗ杯）は日本時間１８日、決勝の日本対アメリカが行われ、日本代表「なでしこジャパン」がＰＫ戦の末にアメリカを下し、初優勝を果たした。早朝にもかかわらず、日本国内でも多くの人がなでしこジャパンの戦いを見守った。

　東京・渋谷のスポーツバーでは、サッカーファン約１５０人が熱い声援を送った。

　試合後、サポーターは「日本が決めてくれると思っていましたね」「信じていました」「澤（穂希選手）、ありがとう！澤、ありがとう！」「最高！日本、最高！」「澤、大好き！」「なでしこ！なでしこ！」「本当に、みんなに笑顔をありがとうございます！」と、興奮冷めやらぬ様子で語った。

　また、渋谷駅前では号外も配られた。街の人は「感動しました。泣きました。なでしこ、最高です」「（食べていた）朝ご飯が止まるくらい、びっくりしました。１位になったんで、これからももっと強くなって頑張ってほしいです」「（東日本大）震災で苦労している人もいるので、世界一になってうれしいです」「粘りがあって諦めない。日本を元気にするっていう感じで最高ですね。うれしいです」などと話していた。