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説明なく放射性物質を含む草埋め立て 福島

2011年8月25日 4:10
説明なく放射性物質を含む草埋め立て 福島

 国交省福島河川国道事務所が放射性物質を含む堤防の草を住民へ説明することなく福島・二本松市に埋め立てていたことがわかった。

 福島河川国道事務所によると、先月下旬から二本松市杉田地区などの阿武隈川の堤防を除草し、放射性物質を含む草を二本松市上川崎地区の国有地に運び、埋め立てて仮置きしていた。

 二本松市や上川崎地区の住民に事前の説明はなく、住民から「草を仮置きしているようだ」と連絡を受けた市が問い合わせた後、通知があったという。

 近くには井戸水などもあり、福島河川国道事務所は22日から住民への説明会を開いているが、上川崎地区の住民からは不安や抗議の声が上がっている。