ガストの客14人が赤痢 原因は浅漬けか
東北地方4県にあるファミリーレストラン「ガスト」で食事をした14人が発熱や腹痛、下痢を発症する「細菌性赤痢」に感染していたことがわかった。14人が食べた食品を追跡したところ、和風の御膳などについている浅漬けが原因の可能性があるという。
ガストを展開する外食大手「すかいらーく」によると、発症した14人が食事をしたガストの店舗の内訳は福島県が5店、山形県が4店、青森県が2店、宮城県が1店だという。また、14人が食べた食品を追跡したところ、原因は、和風の御膳などについている「浅漬け」の可能性があるという。14人は全員軽症で、入院した人はいない。
これを受け、すかいらーくはガストを含むグループの店舗計120店の営業を31日から自粛していて、「安全衛生に努力をしてきたが、こういう事態が起こり、非常に残念。今後、より一層、衛生面の対策を強化していかないといけない」とコメントしている。