化学物質検出、群馬県で21日も水質調査

利根川水系の浄水場で化学物質・ホルムアルデヒドが検出された問題で、群馬県などは21日も河川の水質調査を行っている。
水質調査は群馬県内の4つの河川の5つの地点で行われていて、20日から群馬県などが毎日1回、ホルムアルデヒドの測定を始めた。また、汚染源については群馬・烏川などを中心に調査が行われている。しかし、群馬県は今回、汚染された水がすでに流れてしまっているため、汚染源を特定するのは難しいとみている。
一方、利根川が流れる埼玉県は、ホルムアルデヒドのもととなる物質を扱う事業所に対し、立ち入り調査を行うことを決めた。また、事業所に対し、施設に破損などがないか緊急点検を呼びかけた。