JR東日本 柱25万本を緊急点検
12日、東京のJR秋葉原駅付近で架線を支える柱が倒れJR山手線などが長時間運転を見合わせた問題で、JR東日本は25万本の柱について緊急点検を始めた。
JR品川駅では13日午前11時頃、倒れた柱と同じ構造で架線を支える柱の緊急点検が行われた。JR東日本は管内にある架線を支えたりつるしたりする柱、合わせて約25万本について傾きなどがないか緊急点検することにしている。
トラブルの影響で、12日はJR山手線と京浜東北線が約9時間半にわたって運転を見合わせ、乗客41万人に影響が出たが、13日は通常運転が行われている。JR東日本は原因について、改良工事の影響で、架線が引っ張る力に柱が耐えられなかったとみているが、柱が倒れる1~2分前に山手線の車両が通過していたということで、タイミングが悪ければぶつかった可能性もあったという。