漁港に大量のイワシの死骸 千葉・いすみ市

千葉・いすみ市の大原漁港で、大量のイワシの死骸が見つかり、回収作業が行われている。
夷隅東部漁協などによると、3日夕方頃から、カタクチイワシの死骸が港一帯に漂い出したという。沖合にいたイワシの群れが、大型の魚に追われるなどして漁港に逃げ込んだため海中が酸欠状態となり、一斉に死んだとみられている。
悪臭や水質悪化が懸念されるため、4日から漁業関係者や県や市の職員など約50人がショベルカーなどを使って回収作業に当たっている。これまでに約200トンが回収されたが、港には海底に沈んだイワシを含め、まだ300トン以上の死骸があるとみられ、6日も作業が続けられるという。