アユ釣り解禁を前に…稚魚を放流 宮城

来月1日のアユ釣り解禁を前に、宮城・加美町を流れる鳴瀬川で26日、アユの稚魚が放流された。
鳴瀬吉田川漁業協同組合は毎年、加美町などと共同で、アユ釣り解禁を前に、鳴瀬川にアユの稚魚を放流している。
今月中旬に行われた県の調査では、鳴瀬川のアユから検出された放射性セシウムは一キロあたり15ベクレルと、国の基準値の100ベクレルを下回った。漁協は26日、この検査の結果を待って、例年より約2週間遅く、今シーズン初めて鳴瀬川と吉田川にアユの稚魚約4万5000匹を放流した。
体長約13センチに育ったアユの稚魚は、川の中を元気に泳いでいた。
鳴瀬川のアユ釣りは来月1日に解禁される。