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東京都、電力投資ファンド運営の2社を決定

2012年6月29日 3:00

 東京都が新たな電力供給事業などのため公募していた、投資ファンドの運営事業者が決まった。これにより、都は独自の電力供給事業に向けて本格的に踏み出すことになる。

 ファンド運営事業者として決定したのは、中規模火力発電所への投資実績のある「IDIインフラストラクチャーズ」と、太陽光発電などを手がけている「スパークス・アセット・マネジメント」。都はこれから約400億円のファンドを立ち上げ、独自の天然ガス火力発電所などを建設して、「東京電力」以外の事業者を増やし、電力供給の安定化を図りたい考え。

 石原知事は「東京電力の供給を受けている他の県とも一緒に考え、広域行政の一つとしてやっていけたら」と述べた。