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日本の接続水域に台湾巡視船 尖閣諸島沖

2012年9月22日 2:44
日本の接続水域に台湾巡視船 尖閣諸島沖

 沖縄・尖閣諸島沖で21日夜、台湾の巡視船が日本の接続水域に入った。中国の監視船も依然として尖閣諸島の周辺におり、日中のにらみ合いに、台湾も加わる形となっている。

 海上保安庁によると、21日午後8時20分頃、尖閣諸島・魚釣島の沖合で、台湾の巡視船1隻が日本の接続水域に入った。警告をした海上保安庁の巡視船に対しては、「台湾漁船の操業を守るためにやってきた。ここは台湾の領海である」と答えた。台湾の巡視船は、約2時間半後に接続水域を出た。

 また、21日午前には、台湾の活動家が乗っているとみられる船が一時、接続水域に入った。尖閣諸島の周辺には、依然として中国の監視船11隻がとどまっており、日中のにらみ合いに、台湾も加わる形となっている。