石川県の小松基地で2年ぶりの「航空祭」
石川県にある航空自衛隊小松基地で23日、「航空祭」が2年ぶりに行われ、多くの来場者でにぎわった。航空祭は、去年はF15戦闘機のタンク落下事故を受けて中止となった。
小松基地では、毎年この時期に基地の活動を理解してもらおうと、敷地内を一般開放して航空祭を実施しているが、去年は、F15戦闘機から燃料タンクが落下する事故があり、自粛していた。
今回、会場には、小松基地に所属する戦闘機や救難捜索機など、数多くの航空機が展示され、多くの来場者がカメラに収めていた。
航空祭最大の見どころは、宮城県にある松島基地所属のブルーインパルスによる飛行ショーで、急上昇や編隊飛行など、6機の機体による熟練の操縦技術が披露された。
小松基地によると、来場者は一日で約10万2000人と、10年を約4000人上回る盛況ぶりだった。