自衛隊トップが沖縄基地訪問 隊員を激励
沖縄・尖閣諸島など東シナ海上空で中国機が活動を活発化させていることを受け、自衛隊のトップである岩崎統合幕僚長は那覇基地を訪れ、警戒任務に当たる隊員たちを激励した。
岩崎統幕長「毎日毎日、アラート(スクランブル任務)で飛ぶことは大変だと思うが、最前線で日本の防衛のために頑張るというのは充実感あることだと思う。日本の防衛のために働いてもらいたいと思う」
昨年度、航空自衛隊が行ったスクランブル(=緊急発進)は810回だった。最も多かったのが中国機で半数を超える415回に上り、その大半を那覇基地の戦闘機部隊が対応した。
岩崎統幕長は「日本の主権を守るため、国民の期待を裏切らないよう、任務を行ってほしい」と隊員を激励し、自らもF15戦闘機に搭乗して沖縄本島周辺の東シナ海の様子を上空から視察した。