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沖縄・宮古島市に陸自部隊の配備を正式要請

2015年5月11日 21:15
沖縄・宮古島市に陸自部隊の配備を正式要請

 尖閣諸島など南西諸島の防衛力強化のため、左藤防衛副大臣は11日、沖縄県の宮古島市長と会談し、陸上自衛隊の部隊を配備する計画を正式に伝え、受け入れを要請した。

 左藤防衛副大臣「宮古島における警備部隊を配置することによって、島への攻撃に対する抑止力を高めたい」

 下地宮古島市長「宮古島の置かれた現状を考えた場合には、副大臣がおっしゃることについては、理屈としては十分理解ができるというふうに思います」

 宮古島市の下地市長は、部隊配備について、「十分理解できる」と受け入れに前向きな回答をした上で、「今後、市議会で議論してもらう」と述べた。

 中国軍は、尖閣諸島周辺や沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋まで進出する活動を活発化させていることから、防衛省は尖閣諸島に近い宮古島や石垣島、与那国島に自衛隊の部隊を配備する方針。

 宮古島には警備部隊のほか、戦闘機や軍艦に対処するためのミサイル部隊を配備する予定。

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