きょう15日は西日本中心に体温超え…あす16日は関東内陸部で40℃迫る危険な暑さのおそれ
15日(月)は、西日本を中心に日差しが強く、兵庫県の豊岡で38.0℃まで気温が上がるなど、猛烈な暑さとなっています。また、16日(火)は関東内陸部で40℃に迫る危険な暑さが予想されており、熱中症に厳重な警戒が必要です。
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15日(月)は西日本を中心に気温が高く、兵庫県の豊岡では最高気温38.0℃を観測。その他、愛媛県の西条で37.9℃、徳島県の美馬市穴吹で37.8℃、大分県の豊後大野市犬飼で37.4℃、福井県の小浜で37.3℃など、所々で体温を超えるような猛烈な暑さとなりました。
全国の猛暑日地点数は97地点と、14日(日)の45地点から大幅に増えています。
また、関東では、埼玉県の越谷や千葉県の市原市牛久、神奈川県の海老名で34.4℃、さいたま市で34.3℃、東京都心で34.0℃など、35℃以上の猛暑日に届いた地点はありませんが、湿度が高く、非常にムシムシとした1日になりました。
■16日(火)は関東で40℃迫る暑さ
16日(火)になると、関東の上空には15日(月)以上に暖かな空気が流れ込む予想です。この暖かな空気と強い日差しによって朝から気温がぐんぐん上がりそうです。
さらに、関東内陸部では「フェーン現象」が発生し、各地で体温を超える危険な暑さとなりそうです。
群馬県の前橋や埼玉県の熊谷では最高気温が39℃の予想となっていて、場合によっては40℃に達する所が出てくる可能性もあります。東京でも36℃の予想と、今月9日以来6日ぶりの猛暑日となりそうです。
熱中症の危険が極めて高くなることが予想されます。日中の外出を控える、買い物に行く時間を夕方以降に変更するなど、炎天下で屋外に出歩くことはできるだけ避けましょう。
また、水分や塩分をこまめに補給し、室内でも暑さを我慢せずに冷房を使用するなど、熱中症予防行動を万全に行うようにしてください。