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敦賀原発の断層、原子力規制委が現地調査

2012年12月1日 12:09
敦賀原発の断層、原子力規制委が現地調査

 福井・敦賀原発の原子炉建屋の真下を通る断層が活断層かどうかを確認するため、原子力規制委員会は1日、現地調査を始めた。

 敦賀原発には国内の原発で唯一、敷地内に浦底断層と呼ばれる活断層があり、そこから枝分かれする形で複数の「破砕帯」と呼ばれる断層が原子炉建屋の真下に向かってのびている。

 午前9時過ぎから調査を始めた調査団は、いくつかの破砕帯の断面を直接確認し、破砕帯が浦底断層に引きずられて動く活断層かどうかを調べる。規制委員会は、活断層と確認されれば敦賀原発の再稼働を認めない方針で、調査結果を基に10日に評価会合を開く予定。