体罰問題の桜宮高校 柳本氏が改革顧問に
大阪市立桜宮高校の体罰問題を受け、市教育委員会は12日、桜宮高校の改革担当顧問を新たに設置し、前全日本女子バレーボール代表監督・柳本晶一さん(61)を迎えることを決定した。
市教委は桜宮高校改革担当の事務局顧問として、大阪市出身で全日本女子バレーボールの代表監督を務めた柳本さんを18日付で迎えることを決定した。市教委は、柳本さんがかつての体罰指導から指導方法を変え、低迷していた全日本女子チームを2度のオリンピックに導いた実績から顧問就任を依頼したという。
柳本さん「保護者、生徒、教員の皆さん全てが幸せになっていけるお手伝いをできればと思っています」
一方、市教委は12日に会議を開き、桜宮高校でバスケットボール部の顧問から体罰を受けた後、男子生徒が自殺した問題をめぐり、自宅謹慎となっている顧問について、処分を決めたものとみられる。