大阪市立桜宮高校バスケ部顧問を懲戒免職
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大阪市立桜宮高校でバスケットボール部の男子生徒が顧問から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、市の教育委員会は顧問からの暴力が自殺の大きな要因になったと認め、13日、この顧問の教諭を懲戒免職処分にした。
教育委員会の会見「(顧問の行為は)まさに暴力行為であり、指導として正当化される余地はございません」
男子生徒の自殺を受け、教育委員会は13日、「バスケットボール部の顧問は桜宮高校就任以来19年にわたって暴力行為を続けており、常習性が認められる」とした外部監察チームの報告書を基に、この顧問を13日付で懲戒免職処分にした。
大阪市・橋下市長「やはり一線を越えた暴力行為だったということでしょうね。単純な体罰ではないということです。暴力行為だったということですね」
報告書では、生徒の両親や顧問からの聞き取りを基に、自殺前日の暴力について生徒は、少なくとも16回たたかれたとし、暴力と自殺との関連性が認められるとしている。
また、顧問は生徒への暴力に関して、「たたくことによって部員が成長し、チームが強くなったことで自分に慢心があった」などと話し、暴力が常態化していたことを認めているという。