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これは体罰!部活動の指導でガイドライン案

2013年5月10日 21:48
これは体罰!部活動の指導でガイドライン案

 学校の運動部活動の指導について、文科省の有識者会議がガイドライン案をまとめた。炎天下での長時間ランニングなどは、体罰として許されないとしている。

 これは、大阪・桜宮高校の体罰事件を受けて検討されてきたもの。10日の有識者会議「運動部活動の在り方に関する会議」で示されたガイドライン案では、部活動は試合に勝つためだけでなく、学校教育の一環であるとしている。子供の自主性や自発性を育てるとともに、肉体的・精神的な厳しい負荷がかかる場合には子供の状況を細かく把握することが必要だとした。

 その上で、許されない体罰として、殴る・蹴るの他、炎天下で水を飲ませず長時間走らせることや、パワハラ・セクハラと判断される言動、特定の子供への執拗(しつよう)かつ過度な負荷などを挙げている。

 今月中にも文科相に提言する予定。