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大規模な不発弾処理実施へ 東京・北区

2013年6月4日 7:25
大規模な不発弾処理実施へ 東京・北区

 東京都北区で見つかった不発弾の爆破処理が4日昼頃行われる。この作業のため、近くを走る新幹線や在来線が3時間にわたって運転を見合わせる予定で、約9万人に影響が出る見通し。

 不発弾は、今年3月、東京・北区のJR上中里駅近くの建設現場で、文化財の発掘調査中に見つかったもの。陸上自衛隊によると直径約10センチ、長さ約40センチで、旧日本軍の高射砲弾とみられている。

 振動を与えると爆発する恐れもあるため、砂が入った袋で周りを囲み、4日午前11時から現場で爆破処理することにしている。このため、午前11時頃から3時間にわたって近くを走る新幹線や在来線が一部区間で運転を見合わせる予定で、約9万人に影響が出るとみられている。

 また、周辺の半径100メートル内への立ち入りが一時禁止される。