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観測用井戸から過去最高40万ベクレル検出

2013年10月18日 16:15
観測用井戸から過去最高40万ベクレル検出

 福島第一原発で、300トンの汚染水が漏れたタンクの近くに掘った観測用井戸の地下水から、これまでで最も高い1リットルあたり40万ベクレルの放射性物質が検出された。

 東京電力によると今年8月、高濃度の汚染水約300トンが漏れたタンクの周りに掘った観測用の井戸から、17日に採取した地下水を分析したところ、ストロンチウムなどを含む放射性物質が1リットルあたり40万ベクレル検出されたという。これは、16日から6500倍以上に急上昇していて、これまでで最も高い値だという。

 また、海へとつながる近くの排水溝からも、過去最高の3万4000ベクレルが検出された。

 東京電力は、「台風の大雨で地表に付着した放射性物質が流れ込んだ可能性がある」として、排水溝の清掃を行う方針。

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