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【速報】斎藤知事“側近”産業労働部長の証言に非難の電話が殺到 「発言は誤り」急きょ6日に再度尋問

2024年9月6日 0:17
【速報】斎藤知事“側近”産業労働部長の証言に非難の電話が殺到 「発言は誤り」急きょ6日に再度尋問

 兵庫県の斎藤知事の“パワハラ”“おねだり”などの疑惑を調べる百条委員会で、5日に行われた証人尋問に出頭した知事の“側近”とされる原田剛治産業労働部長の発言の一部に誤りがあったことがわかりました。

 百条委員会は5日、知事の疑惑を告発した元幹部職員の私的情報について、原田部長や前総務部長などが情報を漏洩していた疑いがあるとして、原田部長がどのように情報を得ていたかを委員らが尋問しました。

 その際、原田部長は当初「覚えていない」などとしていましたが、証言があいまいだとの指摘を受け、「(当時の)人事課長や副課長がいる場で聞いた」と証言しました。

 この原田部長の発言について、インターネットのライブ配信の視聴者らから、「人事課が情報漏洩している」という主旨の非難の電話が相次いだということです。

 しかし、関係者によりますと、人事当局の関係者が当時の人事課長や副課長に確認したところ、「人事課長らが原田部長に情報を漏らした事実はない」として、原田部長の発言は誤りだったことが判明したということです。

 百条委員会後の会見で、奥谷委員長も、この発言が誤りだと判明したことを認めました。

 関係者によりますと、原田部長は「頭が真っ白になった。申し訳ない」と話しているということです。

 6日の証人尋問は、急きょ日程が変更になり、再び原田部長が出頭することになりました。自身の発言を訂正するとみられます。

 百条委員会の証人尋問で虚偽答弁をした場合罰則が科されますが、奥谷委員長は「この場で偽証罪とは言えない、(訂正など)原田氏の対応を見て判断したい」としています。

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