岐阜・池田町長のセクハラ認定「辞職相当」 第三者委員会…元職員含む15人への行為
岐阜県池田町の元職員らが、町長からセクハラ行為をされたと訴えている問題で、第三者委員会が24日、町長が15人の職員らに対し、セクハラをしていたと認定し、「辞職するのが相当」と意見しました。
池田町・岡崎和夫町長「私はまだ(報告書を)いただいていない。それを見てという気持ちです」「2年半任期ありますので(任期)いっぱいやるつもり」
この問題は、岐阜県池田町の岡崎和夫町長(76)から、いずれも30代の元職員と職員の女性が、尻や手を触られるセクハラ行為をされたと訴えているものです。
第三者委員会は24日、報告書を提出し、告発した2人のうち、1人に対するセクハラ行為は認定しなかったものの、もう1人の元職員を含む、15人に対するセクハラ行為を認定しました。
なかには町長室で、服の上から下半身を触るなどの行為もあったということです。
また、第三者委員会は岡崎町長に反省や改善する態度が見受けられないなどとして、「辞職するのが相当」と意見しました。
岡崎町長は聞き取りに対して、すべてのセクハラ行為を否定しているということで、25日午前に会見を開き進退を明らかにする見通しです。