東日本大震災から３年を前に、９日、東京湾に大津波が押し寄せたという想定で救助訓練が行われた。

　訓練は、地震が発生し東京湾に大津波が押し寄せたという想定で、東京・台場で行われた。警視庁の航空隊員らがヘリコプターを使って海上で助けを求めている人を救助したり、漂流した家屋に見立てた屋形船の中から人を助け出したりする訓練などが行われた。

　東京湾沿岸を管轄する警視庁と神奈川・千葉の県警などから約２４０人が参加し、津波で大きな被害が出た際の救助の手順をひとつひとつ確認していた。