東京湾に原油、パイプラインから流出か
28日朝、東京湾に原油に流出し、海上保安庁などが処理を行っている。原油は海底のパイプラインから漏れ出ている可能性が高いとみられている。
第三管区海上保安本部によると28日午前5時すぎ、警戒中の巡視艇が東京湾の横浜市南本牧沖に原油が浮いているのを発見した。原油は川崎市の原油を陸揚げする施設「京浜川崎シーバース」の海底のパイプライン付近から流れ出ているとみられ、海上保安庁などが放水して薄めるなど処理を行っている。
付近では15日にも原油が流出していて、「シーバース」を管理する東亜石油によると、海底のパイプラインを覆うコンクリートに亀裂が入っているのが確認されたという。東亜石油はパイプラインから原油が流出している可能性が高いとみて、確認作業を進めている。