海に女子生徒の遺体…いじめ自殺か、調査へ
青森県八戸市の高校に通う2年生の女子生徒が今月8日、海で死亡していたのが見つかり、県教育委員会はいじめによる自殺の可能性があるとみて第三者機関を設置し、調査する方針を示した。
県教育委員会などによると今月4日、八戸北高校に通う2年生の女子生徒が学校の昼休み中に行方がわからなくなり、8日に八戸沖で遺体で見つかった。遺書はなかったが、いじめをほのめかすメモを残していたということで、両親が学校側に調査を求めていた。
学校からの報告を受けた県教育委員会は23日、「いじめで生徒の生命に重大な被害が生じた可能性がある」として、両親の意向を踏まえた上で第三者機関の設置し、調査する方針を示した。学校は23日夕方に保護者集会を開き、事情を説明することにしている。