“給食費未納なら提供せず”市が保護者通知
埼玉県北本市の中学校が、保護者に対し「給食費の未納が続いた場合、給食を提供しない」との方針を通知していたことが分かった。
北本市教育委員会によると、市内の中学校全4校は保護者に対し今月中旬、「給食費の未納が3か月続いた場合、その生徒には翌月から給食を提供しないので弁当を持参するように」と通知したという。
通知は、生活保護などを受けておらず給食費を払えるのに払っていないと思われる43人の保護者に対して行われ、このうち41人は通知を受けて既に納付したか、納付の意思を示しているという。
今月時点で未納総額は180万円に膨らんでいて、食材の購入が危ぶまれる状況だったということで、北本市は「未納は良くないという意識を持ってもらうことが目的」とコメントしている。