茨城県ひたちなか市に住む海野結菜（うみの・ゆいな）さん（14）は3日、警察から感謝状を贈られると、「ありがとうございます」と、笑顔をこぼしました。

当時、中学2年生だった海野さんは先月20日、学校から帰宅中に、片側2車線の道路を1人で渡る2歳の女の子を発見。事件や事故を未然に防いだとして、感謝状が贈られたのです。

当時の女の子の様子について、海野さんは「歩道橋の下に女の子が1人で立っていて。急いで手を引いて、安全な歩道まで連れてきました」と話しました。

「お母さんは？」と声をかけたところ、「家にいる」と話し、住所や名前も言えない様子だったため、海野さんは迷子だと思い、手をつないで交番まで連れて行ったということです。

2歳の女の子は当時、1人で自宅を出て道に迷い、帰れなくなっていて、母親が行方を捜していました。

海野さん
「安堵というか、ほっとしたというか…。救えてよかったなと思います」
「（これからも）だれかのことを救えるようになりたいです」