秋田の竿燈まつり 光の稲穂が夏の夜空彩る
国の重要無形民俗文化財・秋田市の竿燈(かんとう)まつりが3日から始まり、過去最多となる270本の光の稲穂が夏の夜空を彩った。
竿燈(かんとう)まつりは、厄除けや五穀豊穣を願う秋田の夏の伝統行事。今年は73の団体が参加し、過去最多となる270本の光の稲穂が夏の夜空を彩る。
最大で重さが50キロにもなる竿燈を、差し手と呼ばれる男たちが、手のひらや腰、額にのせて迫力いっぱいの妙技を披露する。
竿燈まつりは6日の水曜日まで行なわれ、実行委員会では期間中、例年並みの135万人の人出を見込んでいる。