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“ウソつき”は脳で分かる…京大研究G発表

2014年8月6日 12:04
“ウソつき”は脳で分かる…京大研究G発表

 正直な人とウソをつく人との間には脳の「側坐核(そくざかく)」という部分の活動に違いがあるという研究結果を、京都大学の研究グループが発表した。

 京都大学の阿部修士特定准教授らは、28人のアメリカ人男女にコインの表裏を予想してもらい、予想が当たったと自己申告すれば金がもらえるというゲームを行いながら脳の活動を測定した。その結果、側坐核という部分が活発に活動する人ほどウソの申告をする割合が高いことが分かった。側坐核は報酬や快感など人間の欲求に反応する部分で、欲求が強い人ほどウソをつく可能性が高いことが証明されたという。

 今回の実験結果は世界で初めて、側坐核の活動の個人差によって正直さがある程度決まることを示したものだという。