台風25号、フィリピン上陸 3週間で5度目の襲来、159人が死亡
強い勢力の台風25号が14日、フィリピン北部に上陸しました。フィリピンを台風が襲うのは、この3週間で5度目となります。
地元メディアなどによりますと、強い勢力の台風25号は14日午後、フィリピン北部カガヤン州に上陸しました。現地で避難所となっている学校では、子どもを連れた人や、支援物資を運び込むボランティアの姿がみられました。カガヤン州では、およそ2万4000人が避難しているということです。
フィリピンを台風が襲うのはこの3週間で5度目で、これまでに159人が死亡し、22人が行方不明となっています。
さらに太平洋で発達している別の台風24号が今週末、フィリピン中部を襲うと予想されていて、現地では当局が不要不急の外出を避けるよう呼びかけるなど、警戒が続いています。