「三陸鉄道」3か月ぶりに全線で運転再開 8月の台風で被災
岩手県では、8月の台風5号で被災し一部区間で運休が続いていた三陸鉄道が14日、およそ3か月ぶりに全線での運転を再開しました。
およそ3か月ぶりに運転が再開されたのは三陸鉄道の宮古駅と新田老駅の間です。この区間は、ことし8月、台風5号の影響で線路の路肩が25メートルにわたって崩落しました。
復旧工事のため、バスによる代行輸送が行われていましたが、14日始発から運転を再開。宮古駅では三陸鉄道の社員や工事関係者が横断幕や大漁旗で列車と利用客を出迎えました。
三陸鉄道では、来月からこたつ列車も始まる予定で、「大勢の人に利用してほしい」と話しています。